銀杏祭 2025

お知らせ

部長挨拶

本日は「大阪公立大学写真部杉本 銀杏祭展2025」にお越しいただきまして、誠にありがとうございます。

写真部杉本では、春に54名の新入部員を迎え、現在では144名で活動を行っています。

写真歴や撮影する被写体、写真に対する向き合い方なども百人百様ですが、皆「写真」という文化に対して精一杯向き合っています。

今年度の銀杏祭展は、1回生から4回生まで、61点もの素晴らしい作品が集まりました。初めて出展する部員にとっては展示の面白さに気付くきっかけとなるような、出展経験のある部員にとっては前回からの成長を発表する場となるような、そんな展覧会になっていれば、部長としてとても嬉しく思います。

今回の銀杏祭写真展は部内でも大きな規模の写真展であり、多くの部員がこの銀杏祭に向けて写真の腕を磨いています。きっとこの写真展を迎えるまでの研鑚の過程で多くの悩みや葛藤に直面したと思っています。今回出展されている写真は部員それぞれの成長の軌跡だと思っています。ぜひごゆっくりご覧ください。

最後になりましたが、開催にあたりご支援ご協力をいただきました関係者の皆様に心より感謝申し上げますとともに、今後も変わらぬご厚誼を賜りますようお願い致しまして、挨拶とさせていただきます。

作品

1.『孤高と無限』
4年 Y.T
富士はただひとりで大地に在り、
星々は数え切れぬほど宙に広がる。
孤高と無限が語り合うとき、
世界は調和の姿を見せる。
2.『海上の弧峯』
4年 Y.I
霧中に立つ
3.『雨惜しむ』
4年 noko.
いつかの国語の教科書に載っていた詩を思い出す。
この詩と出会った時に思い描いた情景がそこにあった。
ただ、その詩の情景よりも弱い雨であったのが悔やまれる。
僕は今もあの情景を探している。
4.『阿蘇、天高く』
4年 Y.K
5.『逃げようよ』
4年 A.Y
6.『白姫の涙』
4年 K.K
〜かざはな〜
なにをおもひ、かんじますか。
7.『あのね、!』
4年 A.N
8.『水無月色のパレット』
2年 N.M
9.『季節の変わり目』
4年 K.U
10.『水紋』
1年 N.H
11 『秋晴に咲く花』
2年 S.H
12.『追いかけた背中』
3年 N.F
もっと◯◯みたいになれたら
13.『It’s start to rain.』
1年 G.O
夕景が有名な石切に、私はあえて雨の日に訪れた。霧雨が大阪平野を包み、薄暗くぼやけた街の灯りがどこの坂からも望める。こんな幻想的な風景も住人にとっては当たり前なのか、立ち止まって眺める者などいるはずもなく、ただ日常のゆったりとした時間が流れていた。私はその空気に溶け込むように、静かに雨の石切の住宅街を撮影するのであった。
14.『Run away』
3年 T.S
15.『刹那の記録、一生の記憶』
4年 H.J
流し撮りの最中、偶然にも完璧な1枚が撮れた。
その写真にはこちらに向かってピースサインを送る運転手の姿。
顔も名前も知らない、きっともう二度と会うことのない人。それでも、この瞬間は私の写真人生で最も感動的なものとなった。
この奇跡のような出会いと喜びを、あの運転手にも届けたい。
16.『鴻鵠』
3年 R.T
沈む日をよそに飛び立つ
次に来る日を待つ時間はない
17.『果敢』
2年 Y.M
18. 『世界一の電波塔』
2年 Y.O
19.『なんですか?』
2年 S.T
20.『作業の余韻』
1年 K.M
21.『水の翠』
3年 Y.N
22 『霧に紛れて』
4年 H.M
人々がとてもちっぽけに見える。丘の上の存在も私も霧に紛れていく。
23.『a moment』
4年 E.N
穏やかにゆらめく海に石を投げると、水は弾け、飛び散り、また新しい表情を見せてくれる。刻一刻と変わり続けるその動きは、同じ瞬間が二度と訪れることのない唯一無二の姿。
だからこそ、シャッターを切るたびに新鮮で、決して飽きることがない。
「この一瞬を逃したくない」
水は、私にカメラの意義を強く教えてくれる。
24.『泡沫の夢』
4年 K.T
それは一瞬の夢のよう
儚く揺らめき、光を纏い、風に揺蕩う
25.『光明』
2年 R.K
26.『雄瀑』
2年 M.Y
27.『知らない世界を探しに』
3年 A.N
神田の一角、物語の入り口
28.『いたづらに移る』
2年 C.K
全てのものに終わりがあるのなら
今だけを愛して滅びたい
29.『私の一番好きな食べ物は餃子です。』
4年 S.M
30.『すれ違い』
3年 M.N
31.『情熱の本能』
3年 K.H
瞳一杯に紅い躑躅の海を。
32.『ともに見るは誰そかれ』
3年 D.T
男4人で見る夕陽もよかったです。
33.『Magicien』
1年 K.W
水を操る小さな魔法使い。
34.『彩』
4年 H.T
35.『Change in the dark』
3年 N.H
変化することは面白い。
その光は美しく人を包み込む。
次は何をしようか。
36.『のぞみのひかりがこだまする。』
2年 H.M
37.『あなたの主はどこですか』
3年 S.T
38.『彩宴』
2年 A.T
39.『返答なし』 
2年 S.K
40.『無数の私を運んで』
2年 T.Y
41.『Terminal』
1年 A.K
終点は、いつも新たな目的地への出発点。
42.『夜半の月』
1年 S.S
43.『夜の目』
4年 S.Y
45.『憩いの場』
1年 H.K
46. 『神さまごっこ』
3年 Y.F
次はあそこに何建てよっかな?
47. 『夏を透かして』
1年 M.S
48.『揺れる』
1年 H.M
49.『祝祭ハ続ク』
3年 M.K
夢洲もこんな風になるのかな
50.『横浜の空高く』
3年 H.I
51.『こんにちは、未来!』
2年 まさまめ
脈々と、繋がる。
52. 『柱』
2年 K.O
くらしを支えるものたち
53.『化粧』
2年 Y.U
塗り重ねて取り繕っても、そんな苦しみ誰も分かるわけない。
54.『unnoticeable』
3年 Y.K
街のようにキラキラしていたら、忘れられることなんてなかったのかな
55.『翠滴』
1年 H.A
56.『ひとりの余白』
4年 M.O
空と草を渡る風の中に、ひとり、ぽつんとそこに立つ。それだけで十分だ。
57.『西楼門より』
1年 A.N
58.『黄金色に稔る夕刻』
2年 I.T
豊かな資源、美しい景色。後世にも守っていきたい日本の良さの一つ。
59.『また明日』
2年 H.N
60.『母なる黎明』
3年 F.T
この岩は母のように周囲を抱く姿から「女岩」と呼ばれている
61.『時を超えて』
3年 H.M
何光年先の未来に
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